黒パンとは

雑穀や全粒粉が入ったパンを総称してこう呼んでいます。 全粒粉は、お米で言う玄米で、外皮(ふすま)、胚芽が含まれ、食物の栄養素をそのままいただく全体食です。 ふすまには、食物繊維が含まれ、胚芽には、良質なたんぱく質、各種ビタミン群が含まれています。 全てのパン生地にカナダ産全粒粉が、40~80%入っています。(残りは九州産の小麦粉) ※全てを国産小麦にするとグルテン質が足りず、ボソボソの硬いパンになってしまうため、リンゴ由来の自然派イースト、オリーブ油はスペイン産を使用、またパン生地には沖縄県産の黒糖を使用しています。 (乳製品・卵・マーガリンは一切不使用) 健康的な心と体を創るため、毎日の食事として食べていただきたいので、派手な美味しさよりも、地味な美味しさ(滋味)を目指しております。食物が持つ本来の栄養や美味しさを引き出すために、味付けは極力抑えています。 心と体がす~と喜ぶような「力」あるパン、毎日食べても飽きがこない、ご飯のようなパン作りを目指しています。

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パンにこめる想い

“自然の恵みは、神様の恵み、そして健全な心と体の源”

パンを作る者一同、心を合わせての日毎の祈りは、食べていただく皆様の健康と幸せへの願いであります。 この愛の祈りが、パンの美味しさに繋がっていると信じています。そして、緑豊かな八重岳の森や生き物達もずっと見守ってくれています。この豊かな自然がいつまでも恵みを与えてくれますように。

ストーリー

まだ日本に全粒粉のパンがあまり知られていない1977年、オーナーの恵美子さんは当時アドベンチストメディカルセンターでアメリカからの宣教師(医師)の看護師・通訳を務めていたとき、「白パンではなく、栄養のある全粒小麦のパンを食べるように、白米ではなく玄米を」と通訳をした時に、患者さんが『そのパンはどこで買えば良いのですか?』と聞かれ通訳どころじゃない!と思うようになり、食生活健康改善と健康維持の健康パンとして、全粒粉・植物性の「黒パン」=(とっさに通訳で思いついた言葉)を自宅のオーブンで焼き病院の前で売り始めた事がきっかけでした。 たくさんのお客様、従業員との良きご縁に恵まれ、パンを作り続けられたことは神様の祝福であり、全てにおいてこの上ない感謝、幸せ、そして喜びです。

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私たちの使命

「ぬちどぅ宝」(命こそ宝) 「食」という字は、「人」と「良」という字から出来ています。人を良くするのが、本来の「食」のあり方であり、そのような「食」を作っていきたいと願っています。 「生かして頂いて、本当にありがとうございます。」これからも、一つ一つ心を込めて、パン作りに励みます。